7月23日(水)18時30分より釧路市生涯学習センターまなぼっと幣舞大ホールにおきまして、エヴァ・ゲヴォルギヤンピアノリサイタルを開催いたしました。
開演とともに、前回のショパンコンクールの時に着用していた濃紺のドレスでステージに登場し、演奏前に通訳の方を交えながらご挨拶をされました。
前半は幻想曲、ワルツやエチュードを中心にオールショパンのプログラム。
軽やかな響き、卓越したテクニックと素晴らしい表現力に聴衆は魅了され、一気に彼女の音楽にひきこまれて行き、
後半はシューマンの謝肉祭、得意とするラフマニノフ作品の中か
らは「音の絵」。華やかでかつ重厚な響きで、21歳の若さで堂々とした迫力ある演奏でした。
アンコールはリストのラ・カンパネラ、最後にバッハのプレリュードロ短調を演奏し、会場は美しい響きの余韻に包まれ、終了となりました。
釧路市民文化振興財団との主催で釧路音楽協会発足60周年記念公演として、世界で活躍する若きピアニスト エヴァ・ゲヴォルギヤンさんをお迎えし、素晴らしい音楽を釧路の皆さまにお届けできましたことを嬉しく思います。
30度超えの真夏日が続きましたが、お暑い中たくさんの方にご来場頂き、ありがとうございました。
主催者、エヴァさんリサイタルのポスターの前で
左より釧路音楽協会小飼副会長、釧路市民文化振興財団宮下理事長、釧路音楽協会笠原副会長、釧路音楽協会清水会長、コーチャンフォー釧路文化ホール宮原館長